みなさま、こんにちは！３０代OLのさかみちです。
本日のテーマですが、いつものオススメのものや考え方、行動といった自発的に行ったものではなく受動的なものです。秋の風物詩の一つ、金木犀についてです。
最近家の近くを散歩していた時に、ふと金木犀の香りを感じました。何を隠そう、私は金木犀の香りが昔から大好きでして…あの秋を感じる他のお花とは違う特徴的な甘くていい香り。好きな人も多いのではないかな？と思います。
子供の頃、あの香りを永久保存したいと考えて、祖母の家にあった小さな小瓶をもらって、ありったけの落ちたお花を拾ってその瓶に詰め、水をほんの少し入れて、香水もどきを作ったこともあります。それをひたすら眺めて、たまに蓋をこぼさないように気をつけながらあけて、金木犀を心ゆくまで堪能したりしていました。
そういえばその瓶の中身、最終的にどうしたんだろう…ちゃんと処分した記憶もない…恐ろしい変化を遂げる前に祖父母が気づいて対応してくれたことを願うばかりです。おじいちゃん、おばあちゃんなんかごめん。
そんな昔の記憶まで呼び起こしてくれた、家の近くの金木犀、きっと昔からあったはず。少なくとも私が転居してきた時にはすでにあったかと思います。なのにも関わらず、正直今年、このタイミングまで気づいておりませんでした。
なんでだろうと思ったのですが、昨年までずっとマスクをしていたからだなと思いました。ちょうど今の家に転居してきたのが3年程前、まだまだコロナ禍真っ只中といった時期だったので、転居してから今年に入るまで、マスクをどんな近所でも常に着用していたんです。
あ、ここではマスク着用すべきかどうかについて論じる気持ちは全くありません。ただ、昨年末まで、私の場合は近所でもマスクをしており、そのため金木犀の香りを感じずらかったという事実だけをお伝えしたいです。
マスクをしていて中々感じ取れなかった香りから感じる季節の移ろいを数年ぶりに感じられて、なんだか嬉しいなと感じました。昔からある幸せを改めて実感した、そんな気持ちです。
改めて普通の日常を普通に穏やかに過ごせる、そしてそれを見つけたり、実感できたりする環境や心の状態って大事だなぁと思いました。
皆様もふとした瞬間に感じる日常の些細な幸せはありますか？あればぜひシェアしていただきたいです。
ではでは〜
